トヨタ・クラウンはトヨタを代表する車で、日本で最も歴史のある車の一つです。クラウンには足回りがソフトな「ロイヤル」とスポーティな「アスリート」がラインナップされています。排気量はV6・2.5リッターと3.5リッター、そして直4・2.5リッターのハイブリッドがラインナップされています。もっとも売れ筋なのはやはりハイブリッドでほとんどがこのエンジンだといわれています。このハイブリッドエンジンはカムリやレクサスIS、GSにも搭載されているエンジンで、リッターあたり20㎞近く走行できるのが最大の魅力です。
そんなクラウンはほとんどが日本で販売されるモデルですので、日本の道路環境に適した車になっています。たとえば車幅は日本で使いやすいように1800mm以下に抑えられていてたり、昔から続くソフトな乗り心地になっています。こうした魅力で新型がデビューするたびに、クラウンに乗り換える人はたくさんいるといわれています。
でもクラウンのオーナーの平均年齢は60歳近いといわれており、これにはトヨタも困っているそうです。最近は車にお金をかける人も少なくなってきたので、それも仕方ないとも言われていますが、トヨタはピンクのボディカラーの限定販売車を発売したりして話題作りをしているようです。最近では水色やグリーンの限定カラーもCMで紹介されています。