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新型プリウスプラグインハイブリッドの燃費はトヨタ最高!?プリウスプラグインハイブリッド試乗動画まとめ

2016-09-22

プリウスプラグインハイブリッドの燃費はリッター37km!

プリウスプラグインハイブリッドはリッター37kmを誇る次世代のトヨタを背負う重要なモデルです。37kmという燃費は先代のプリウスPHVに比べて実に10kmも改善されているんです。2ZR-FXEという最大熱効率40%を誇る1.8リッター4気筒エンジンとモーターを組み合わせます。一見すると普通のプリウスと変わらないハイブリッドシステムのように見えますがプラグインハイブリッドなのでかなりの部分が違います。ではプリウスプラグインハイブリッドとプリウスの違いはどこにあるのでしょう?

プリウスプラグインハイブリッドとプリウスの違い

通常のハイブリッドとプラグインハイブリッドは走行するときの原動力に違いがあります。ハイブリッドは止まっていて発進するときにモーターで動き出します。モーターでアシストする速度やバッテリーの残量を車が判断してエンジンが始動してそこからはエンジンで走ります。

プリウスプラグインハイブリッドの走行モードは大きく3つで
・モーターだけで走行するEVモード
・モーターだけでやや加速する2モーターEVモード
・エンジンとモーターで走行

なんです。

一番の違いは「モーターだけで45~50km走れる」「外部からバッテリーを充電できる」ことです。

今ままでのハイブリッドでは走行時の加減速の回生力で充電していましたがモーターだけで走れるプラグインハイブリッドでは充電スタンドでもチャージできるようになっているんです。しかもプリウスプラグインハイブリッドにはオプションでルーフにソーラー発電装置がつけることができて、天気が良い日であれば6.1kmを走れるだけの電量を1日で貯めることができるそうです。この辺りはさすがトヨタの気配りと技術力です。

プリウスプラグインハイブリッドがなぜ重要なのか?

トヨタのハイブリッドの代名詞プリウスの派生モデルとして2016年12月に発売される注目モデルです。注目されているのは理由があって以前はハイブリッドは日本車のエコの代名詞として減税の勢いもあって非常に売れる車です。一方で輸入車勢はハイブリッドではなくディーゼルが主流です。欧米ではディーゼルは一般的なのですが日本では高度成長期のディーゼル=黒煙・環境に悪いというイメージがついてディーゼルの乗用車が売れにくい市場なんです。

ハイブリッドの開発にうまく乗れなかった欧州メーカーは現在の車にプラグインの機構を加えて電気自動車とガソリン車の両立を図れるプラグインハイブリッドを増やしているんです。もちろんプラグインハイブリッドの開発は簡単なものではありませんからかなりの開発投資を行っています。充電ステーションがなくてもエンジンで充電ができ、近い場所であればモーターだけで走行できるプラグインハイブリッドは今後売れる車になると言われています。一方で日本車でプラグインハイブリッドの車は三菱のアウトランダーPHVとトヨタのプリウスプラグインハイブリッドの2車しかないのです。なのでプリウスプラグインハイブリッドの販売実績は今後国産メーカーのプラグインハイブリッド車の普及のカギを握っていると言えます。

プリウスプラグインハイブリッドの発売は今冬の予定。これから試乗が楽しみですね^^


室内が映っていますがタブレットみたいなディスプレイですごく使いやすそうです。通常モデルのプリウスよりもかなり印象が変わります。

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