マカンGTSは最もスポーティーモデル
今やカイエンに変わってポルシェの販売台数を大きく伸ばす原動力になっているマカン。全世界でも手ごろなサイズと価格で「手に届くポルシェ」として人気を博しています。そんなマカンに2015年末に追加されたのがマカンGTSです。他のポルシェのモデルである911やボクスター、ケイマン、カイエンにも設定されるGTSシリーズは強化されたシャシーとエンジンでそのモデルの魅力をよりスポーティーに設定して装備も通常はオプション扱いだったものも標準装備化されたお買い得モデルでもあります。
マカンGTSのベースとなるのはマカンシリーズで中間モデルとなるマカンS。3リッターV6エンジンでも十分なパワーですがマカンGTSではブースト圧を1.2まで高め、360PS、500NmとSUVとは思えないエンジンに仕上がっており、0-100km/h加速で5.2秒、オプションであるスポーツクロノパッケージでは5.0秒という下手なスポーツカー顔負けの性能なんです。車高20mm下げられた足回りはよりしっかりとしたスポーツ志向に味付けされています。
マカンGTSでスポーツカーと競える?!
マカンGTSはあえてマカンターボとベースとせずにマカンSをベースにしています。これはカイエンターボとカイエンGTSにもいえることであくまでもパワーや性能でトップモデルにあるのはターボモデル。これはラクジュアリー性と高い性能の両立で考えると必然なのかもしれません。ただ、GTSモデルは快適性とスポーツ性の絶妙なバランスを取っており、マカンのよさを最大限に発揮しているといっても過言ではないと思います。実際にマカンGTSの走りはもはやSUVのそれではなく、ポルシェの名だたるスポーツカーを追いかけるのにストレスもなくついていけるほどのポテンシャルもあるんです。手ごろなサイズや性能で日本でもかなりのバックオーダーを抱えるマカン。マカンGTSの登場で選択肢が増えるので購入の際はマカンGTSもぜひ検討してみてくださいね。
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マカンGTSの車載映像ですが、先導車である911GT3RSに十分ついていけちゃってます。
マカンGTSのエンジンサウンド、これがいいですね^^