試乗&購入テクニック

年間2,000台中古車査定のプロが教える、数十分の試乗で車の特徴が解る5つのポイント

皆さんは車の買い替えや買い増しを行う時に実際に試乗をしますか?車は用途やメーカーの好み、予算によっても大きく変わります。しかも安い買い物ではないのでしっかり見極めたいですよね?車を購入する時は買う前が一番楽しいと言う人もいるほど気持ちは高まりますしカタログを見ながらボディカラーやオプションを選ぶのは楽しいですよね。

でも、ディーラーに行っていざ試乗となっても購入したい車種のグレードの試乗車がディーラーにおいてなかったり、試乗も周辺の一般道を2〜3km走行するだけで第一印象はいいのですが長距離乗った際の感じや遮音性まで短時間に知ることは難しかったりします。ディーラーさんによっては高速道路を走行させてくれたり抽選で1泊2日で貸し出してくれたりしますが、自分の車でないので預かるのは不安という人も実は多いんです。

そこで今回は年間2,000台中古車査定するプロが今までの試乗経験を元に、一般の人が短時間の試乗で必ずチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。

1.ドライビングポジションがちゃんと取れるか確かめる

2.試乗から戻ったらバックで止めてみる

3.アクセル、ブレーキの感覚を今の車と比べてみる

4.同伴者を全部の席に座らせてみる

5.トランクの閉めやすさを確かめる

試乗

 

 

1.ドライビングポジションがちゃんと取れるか確かめる

試乗では時間にして数十分、距離でも数kmと限られた中での運転になります。その中で 一番気をつけたいのは無理ない姿勢で運転出来るかどうかです。普段の乗り方が影響するのですが、きちんとしたドライビングポジションを取らないと肩こりや腰痛や眼の疲れにも影響するんです。

 

2.試乗から戻ったらバックで止めてみる

試乗を終えてディーラーに戻ると大体のパターンで頭から止めるか、広いスペースに止めて終わりになることが多いです。でも、もしこれから買う車が今よりも大きい場合は取り回しを気にしないといけません。ディーラーで実物を見た際に「ちょっと大きいかも・・」と感じても、試乗で「運転してみると大きく感じないね!」となっていざ購入、納車の際に「やっぱり大きくて車庫入れに気を使う・・・」ということがよくあるんです。ですので、一度はバックで入れて止めることは試しておきましょう。

 

3.アクセル、ブレーキの感覚を今の車と比べてみる

新しい車の試乗では気持ちも高まっているので、全てが今の車よりも新鮮でよく見えてしまうことがあります。また試乗車なのでアクセルやブレーキも丁寧に踏んだり、営業マンの同乗で話しながらなのでついついそこに集中せずに試乗が終わってしまいます。スピードは出さなくていいので普段の踏み込み量と比べてどう違うのか、敏感過ぎたり反応が遅いと感じるかを確かめましょう。ここがしっくりこないと実は渋滞時の運転でストレスや疲れがたまりやすくなるんです。

 

4.同伴者を全部の席に座らせてみる

運転のフィーリングは試乗でチェック出来ますが、助手席と後席も必ず座り心地と乗り心地をチェックしておきましょう。最近は家族の人数が少ないこともあってなのか運転席・助手席の乗り心地はいいけど、後席は長時間乗るとちょっと疲れてしまう。。なんてことも。短時間の試乗でも後席のフィーリングはぜひ確認しておきましょう。
http://youtu.be/g-XsgN8q3dc

 

5.トランクの閉めやすさを確かめる

ミニバンや最近人気のミドルサイズのSUVなどではトランクのリアゲートが電動のものも増えて来ました。特に外国車ではバンパーの下に足を入れると自動で開いてくれるものまであります。ただ、手動の場合は開く角度やリアゲートの重さをチェックしておきましょう。開く角度が大きいと荷物の出し入れは確かにしやすいのですが跳ね上がりが高くて背の低い人だと届かないこともあったりします。また電動のリアゲートの場合は2段階で停止場所を設定出来るかどうかを確認しておきましょう。
http://youtu.be/NK77mU_zhgs

 

この5つを気にしながら試乗するだけで短時間でもしっかり購入の検討が出来ると思います。もちろん、試乗の際はスピードの出しすぎに注意して安全運転で行ってくださいね。

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