自動ブレーキを初めて国土交通省がテスト
国土交通省(以下、国交省)が今回初めて国産車を対象に自動ブレーキ性能をテストを行いました。
今回は自動ブレーキでも「対歩行者」でのテストとして実施しています。
参加したメーカーはトヨタ、レクサス、ホンダ、マツダ、スズキ、スバルの6メーカー。日産やダイハツ、三菱が含まれていないのは今回のテストが応募による参加だったためです。
特にアイサイトで安全機能の強化と商品アピールをしているスバルは4車種も持ち込むなどかなりの力の入れようです。
メーカー | 車種 |
---|---|
トヨタ | クラウン アスリート/クラウン ロイヤル/クラウン マジェスタ,プリウス |
レクサス | GS/GS F,RX |
スバル | インプレッサ,フォレスター,レヴォーグ/WRX,レガシィ |
ホンダ | フリード/フリード+ |
スズキ | イグニス |
マツダ | アクセラ |
最高ランクはマツダ アクセラ!
自動ブレーキのテストは「自動ブレーキ(対車両・対歩行者)」や「車線はみ出し警報」、「バックビューモニター」を組み合わた予防安全性能を総合した評価で採点。今回の11車種の中で最高ランク(ASV++、71点満点中46点超)を獲得したのはマツダ アクセラで70.5点でした。アクセラはマツダのスカイアクティブテクノロジーを搭載したクルマで自動ブレーキが機能だけで効果を発揮するというよりもクルマ全体、例えばエンジンやサスペンションなどの総合的な運動性能が大きく影響するのだと考えられます。
その結果、対歩行者自動ブレーキのテストでは、アクセラが25点満点で最高24.5点という高い得点を出しています
マツダはここ数年、クルマ全体の性能向上に力を入れているのでこれから発売される最新のCX-5にも期待が高まりますね。
スバルのアイサイトは僅差
2位はスバルフォレスターの69.5点で3位、4位もスバルとまさに僅差。これはほぼ性能としては同じと言っていいかもしれません。ホンダはちょっと残念ですがきっとこれからいいクルマを作ると思うので期待です!
順位 | 総合点数(71点満点) | メーカー | 車種 |
---|---|---|---|
1位 | 70.5 | マツダ | アクセラ |
2位 | 69.5 | スバル | フォレスター |
3位 | 68.9 | スバル | インプレッサ |
4位 | 68.5 | スバル | レヴォーグ/WRX |
5位 | 68.1 | トヨタ | プリウス |
6位 | 68.0 | スバル | レガシィ |
7位 | 68.0 | レクサス | RX |
8位 | 67.9 | レクサス | GS/GS F |
9位 | 67.3 | トヨタ | クラウン アスリート/クラウン ロイヤル/クラウン マジェスタ |
10位 | 66.3 | スズキ | イグニス |
11位 | 58.4 | ホンダ | フリード/フリード+ |