BMW M2は初代M3の直径モデル!?
BMW M2は2年ほど前からその存在を噂されていたBMW M社が手がけるスポーツモデルです。実はM2ははじめてのモデルではなく2代目のモデルでBMW 1シリーズMクーペが初代モデルになります。1シリーズのコンパクトなボディに3リッター直6ターボユニットを搭載し340ps/5900rpmと51.0kgm/1500-4500rpm(オーバーブースト時)を実現したまさにモンスターマシンでした。
そのベースモデルとなるクーペが2シリーズになりこのM2が誕生したのです。エンジンは370psの直列6気筒Mツインパワー・ターボエンジンと7速Mダブル・クラッチ・トランスミッションM DCT Drivelogicの組み合わせています。(先代は6MTのみ)エンジンはM2クーペ用にチューニングされたトップリングを組み込んだピストンや、クランクシャフトのメイン・ベアリング、スパーク・プラグは兄にあたるBMW M4クーペとコンポーネントを共有化していて本格的なサーキット走行にも対応していて、0-100km/hは7速DCT:4.7秒とパワーも十分でニュルブルクリンクタイムはなんと7:58で走りきります。
BMW M2は日本ではピッタリなサイズ
M2はそのサイズも日本の道路事情にピッタリ合ったクルマです。BMWの売れ筋である3シリーズがライバルとの競争もあってモデルチェンジごとに大型化しており、立体駐車場にもぎりぎりになっています。スポーツモデルでは車重とサイズのバランスによるキビキビとした走り味を好む人も多いです。その点、M2は全長4468mm、全幅1854mm、全高1410mmと取り回しには困らないまさに日本向きなモデルです。
こちらはM2の先代1Mクーペの試乗動画です。
サーキットドライビングも楽しそうなBMW M2