レクサスRC Fは、ミドルサイズクーペのレクサスRCをベースにエンジン、足回り、ボディを強化したスポーツモデルです。2012年に生産終了したLFAを除けばレクサスのトップスポーツモデルで、先代のIS-Fから引き続き搭載される5リッターV8の2UR-GSEエンジンは各部の改良で、最高出力351kW（477PS）/7100rpm、最大トルク530Nm（54.0kgm）/4800-5600rpmまで強化されました。また新世代のレクサスとしてボディも徹底的に強化されボディ補強も通常モデルのRCよりも入念に行われその結果、大パワーを受け止めるのに十分な剛性としなやかな足回りを実現しています。
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RC Fは空力も進化のポイントで、車体の上下に流れる空気をうまく制御するためにデザインだけでないエアロパーツが最小されており高速走行時の操安性を高めています。特にRC FはLFA譲りの技術がいくつか採用されており、ダウンフォース強化となる「4リンクアクティブリアウイング」やスポーツ走行時に必要な情報を的確に伝えるメーターディスプレイ等、まさに和製M3と呼ぶにふさわしいクルマとなっています。
RC Fの見所はやはりエンジン。世界的にダウンサイジングの潮流の中、大排気量V8を採用したのは意見が別れますがエンジン音や排気系の気持ちよい音はそれだけでも聞く価値があると思います。またRC Fのみに設定されているCarbon Exterior packageモデルは1,030万円と高価になりますがボンネット、ルーフ、リアウィングにカーボン素材を使用し運動性能の向上に繋がっています。
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